2023年最後のアードベッグコミッティ限定品のアナモルフィックが手に入りました。
今回はアナモルフィックを飲んでヒトリゴト(味わいや香りなどレビュー)を記事にしていこうと思います。
アードベッグ アナモルフィック基本情報
【名称】
アードベッグ アナモルフィック
【アルコール度数】
48.2%
【内容量】
700ml
【定価】
23,100円(税込み)
【備考】
このアードベッグ アナモルフィックは、熟成に使用する樽のカスクヘッドを取り外し、わざと傷を付けた後に強く焦がすハイ・モカと呼ばれる製法で作られています。
アナモルフィックを飲んでみてヒトリゴト(テイスティングレビュー)
テイスティング品・・・アードベッグ アナモルフィック(開栓直後)
テイスティンググラス・・・グレンケアン テイスティンググラス
飲み方・・・ストレート
まず、香りですがピートを感じますが少し弱めに感じました。ピートと一緒にチョコレートの甘いニュアンスがあり、牧草っぽさも感じられます。個人的には甘さニュアンスが強めに感じられました。
口に含んでみて驚きましたが、味わいが複雑かつ多層的。このアナモルフィックの公式紹介文にもある4次元的な味わいの意味がよくわかりました。
口に含んでまず感じるのは赤い果実感。ベリー系の味わいからチョコの甘さ、ミントっぽさが一瞬顔をだしてスパイシーさに変っていきます。余韻はビターでスモーキー&ちょっとのスパイシー。
このアナモルフィックの面白いところなんですが、口の中で味わいがグルグル変わっていくような変化の仕方をするので口に含んでいるのが楽しくなってしまいました(笑)
個人的なイメージですが、味の変わるガムを噛んでいるような感覚に近いものを感じました。噛んでいると次の味が膨らんでいく感じです。
まとめ
総評として【面白くて美味しい】といったとこでしょうか。何より口の中での味わいの変化がとても面白く、1杯を長く楽しめる仕上がりになっていると思いました。
今年(2023年)最後のコミッティ向けの限定品ということでふさわしい1本なのではないでしょうか。
1年間という長いようで短い時間の中での変化とアナモルフィックの1杯の味わいは似たものを感じますね。
ピート強めがっつり系が好きな人には刺さらないかもしれませんが、この味わいの変化は飲んでみる価値があると思います。Barなどで見かけたらぜひ頼んで見て下さい!
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