グレンスコシアダブルカスクラムフィニッシュの魅力とは?試飲&レビュー!

ウイスキー

スコッチウイスキーの中でも特に人気が高いのが、グレンスコシア。その中でも、「ダブルカスクラムフィニッシュ」という商品が新たに発売となりました。ファーストフィルのバーボン樽で熟成後、ガイアナ産のデメラララムの空樽で最低8か月後熟したグレンスコシアダブルカスクラムフィニッシュは、ラム酒樽でのフィニッシュが加わった特別な一本です。そこで、今回はグレンスコシアダブルカスクラムフィニッシュの魅力について、詳しくご紹介します。

グレンスコシアのダブルカスクとは?

通常のグレンスコシアのダブルカスクは、まずはじめにファーストフィルのバーボン樽で熟成させた後、さらにシェリー樽でフィニッシュを行い、深い味わいと豊かな香りを実現させている1本。このダブルカスク製法によって、グレンスコシアダブルカスクは、芳醇なバニラや甘い蜜のような風味を持ち、口当たりが滑らかでやわらかい味わいを持っています。

ラム酒樽でのフィニッシュがもたらす味わい

グレンスコシアダブルカスクラムフィニッシュは、フィニッシュにラム酒樽を使用することで、独特の味わいを生みだしています。ラム酒樽での熟成によって、甘く軽やかなフレーバーや芳醇な香りが加わり、グレンスコシア本来の味わいに、新たな深みが生まれます。この組み合わせは、非常にバランスが取れており、芳醇な香りと濃厚な味わいが絶妙に調和した一本となっています。

試飲レビュー

実際に飲んでみたので、それぞれの飲み方に合わせて評価していきたいと思います。

ストレート

色は大麦を思わせるきれいな黄金色。

香りは注いだ瞬間はフルーティー。完熟のフルーツを連想させる香り。トロピカルフルーツ、奥に黒糖の甘いニュアンス。少し時間が経つとグレンスコシア特有のソルティな香りが顔を出してきます。

味わいは、甘くフルーティー。砂糖をまぶしたフルーツ、ほのかな潮。アルコール感は無く、濃いめの味わい。

フィニッシュはフルーティー&ソルティ。潮っぽさは控えめ。

従来のグレンスコシアと比べるとかなりフルーティーな味わいだと感じました。

トワイスアップ

トワイスアップにすると一気に潮感が強まります。潮と砂糖や黒糖のような濃厚な甘さを感じる香り。フルーティーはストレートに比べやや控えめに。

味わについても同様に潮感が強まりました。ただし、こちらは砂糖や黒糖のニュアンスがより強調されている印象。フルーティーさはかすかにといった程度まで抑えられます。

フィニッシュは短め。ソルティ&ふんわりフルーティー。

トワイスアップにするとグレンスコシア感が強まった印象。普段ダブルカスクやキャンベルタウンハーバーを飲んでいる方には『グレンスコシアだ!』と思わせられる方向性な味わいですね。

ロック

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ハイボール(ソーダ割り)

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グレンスコシアダブルカスクラムフィニッシュの飲み方

グレンスコシアダブルカスクラムフィニッシュは、ストレートで飲むのがおすすめです。ラム酒樽のフィニッシュを強く感じれるのでまずはストレートで飲んで見て下さい。また、グレンスコシアダブルカスクラムフィニッシュは、食後のデザートワインのような役割も果たすため、チョコレートやクッキーなどの甘いスイーツとの相性も良さそうです。

まとめ

以上、グレンスコシアダブルカスクラムフィニッシュの魅力についてご紹介しました。総評としては非常に美味しいです。通常のダブルカスクやキャンベルタウンハーバーに比べかなりフルーティーさが強調されていて、グレンスコシアの新たな魅力が垣間見える1本だと思いました。皆さんもグレンスコシアのダブルカスクとラム酒樽でのフィニッシュがもたらす、独特の香りと味わいを、ぜひ一度お試しください。

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