ウイスキーミュウさんから新たにリリースされたART EXPRESSIONシリーズ。その中から、『川瀬巴水 西伊豆木負ラベル ベンネヴィス2012』を購入したので実際に飲んでみてレビューしていきたいと思います!
※本記事にはPRが含まれます。
ボトル情報
販売元:ウイスキーミュウ
名称:川瀬巴水 西伊豆木負ラベル ベンネヴィス2012
川瀬巴水とは?
大正・昭和初期の浮世絵師であり版画家。
日本の風景を叙情的に表現した癒やしの風景画は評価が高く、特に海外での人気のある日本の芸術家。
中でも西伊豆木負は、あのスティーブ・ジョブズが銀座で最初に買い求めた川瀬巴水作品とも言われています。
アルコール度数:56.1%
熟成年数:10年
価格:16,500円
テイスティングレビュー
以下公式のテイスティングコメント
アロマ▼ダークチョコレート。デーツやプルーンなどのドライフルーツ。徐々に、タールのようなオイリーさが強くなってくる。
フレーバー▼ドライオロロソの味が口の中に広がる。酸味とタンニンのビターさ。濃厚で長く続くフィニッシュ。加水するとワクシーさがでてくる。
総合評価▼実際の熟成年数より長く感じるベンネビス。シェリー樽好きにおすすめだ。
WHISKY MEW ART EXPRESSION シリーズ・川瀬巴水
個人的感想
今回はストレートで飲んでみた感想になります。
香り
シェリーに焦がした砂糖、ベンネヴィスらしいフルーティでレーズンっぽさが奥に見えます。ゴム臭やニッキのようなネガティブさも少々ながら感じました。全体的にシェリー感が強くて、シェリーの薄い膜の中に色々詰まってるイメージ。
味わい
がっつりシェリー。黒糖のような甘さがかすかにあり、ブラックベリー的な甘さも。アルコール感はそこまで感じませんでした。シェリー由来のえぐみも無く、美味しいシェリー系のウイスキーといった印象。
まとめ
よくも悪くもシェリー主体といった感じ。シェリー樽熟成のウイスキーが好きな人は大好物だと思います。反対にベンネヴィスらしさみたいな、銘柄由来の個性を期待すると期待外れになるかもしれません。
銘柄の個性とうまく混ざり合ったというよりかは、シェリーで包んでみました的な1本のように感じました。
まぁ個人的にシェリー樽ベンネヴィスがあんまり得意じゃないからかもしれませんが…(笑)
気になる方はぜひBarなどで飲んで見て下さい!
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