玉兎2023edition飲んだ感想

ウイスキー

毎年、お月見の時期に三郎丸蒸留所から発売されるブレンデッドウイスキー玉兎。

今年も手に入ったのでテイスティングの感想を記事にしていきます。

玉兎2023edition概要

玉兎は、富山県にある三郎丸蒸留所が販売するブレンデッドウイスキーです。

三郎丸蒸留所は普段ピートを使用したスモーキーなウイスキーを作っていますが、玉兎は普段の三郎丸蒸留所のスタイルから外れた華やかな味わいを特徴としています。

また2021年発売から毎年、その年毎に使用する原酒が違うため、味わいが異なっています。

参考までに各年の使用原酒構成一覧
2021edition・・・三郎丸蒸留所モルトをキーモルトに、幅広い年代から原酒を選び平均酒齢が10年以上になるようにブレンド。焙煎樽熟成のスコッチグレーンやシェリーモルトも使用。

2022edition・・・三郎丸蒸留所モルトをキーモルトに、焙煎樽・ワイン樽・シェリー樽など多彩な樽で熟成された原酒をブレンド。

2023edition・・・三郎丸蒸留所の2020年蒸留バーボン樽原酒、2017年蒸留シェリー樽原酒をキーモルトに、リチャーフレンチオーク樽、国内ワイナリー赤ワイン樽など多彩な樽熟成原酒をブレンド。

※各ボトル裏面の説明文より引用

テイスティングレビュー

玉兎2023editionですが、今回はシェリー樽原酒がキーモルトになっていることもあり、かなりシェリー感があります。

バーボン樽とシェリー樽がキーモルトのおかげか甘くデザートウイスキーっぽくなっていますね。

香りは、シェリーに加えチョコレートやはちみつ、赤ワイン系の少し酸味のある感じ、ベリー系のニュアンスもあり華やかで甘い香り。

味わいはシェリーの主張が強めです。

砂糖のはいった紅茶や余韻に少し苦みも感じました。

全体的まとまっていて上品な印象。

たまにネガティブなニュアンスが顔を出しますがそこまで気にはなりません。

他のシェリー系のウイスキーが好きな方であれば好きな味わいかと思います。

ハイボールにすると、ちょっと苦みがでしゃばるので個人的にはストレートかロックで飲むことをオススメします。

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