2022年も残りわずかになりました。
今年はだいたい80〜90種類くらいのウイスキーをボトルで購入したと思います。
今回はその中から買ってよかったと思ったウイスキーを紹介したいと思います!
買ってよかったウイスキー10選
完全に個人的な意見となりますので、それを踏まえた上で見て頂きたいと思います。
選んだ基準は
・香りのよさ
・味わい
の2点になります。
それでは早速紹介していきたいと思います!!
アードベック8年
まず1本目はアードベック8年です!
こちらはアードベックコミッティ向けに数量限定で発売された1本。
数量限定といいつつ数回ほど再販もあったので飲んだことがある方も多いかと思います。
アードベックらしい強烈なピートに加え繊細なのに若々しさを感じる香り。
味わいは、シェリー樽熟成由来の甘さに加え高い度数を感じさせない飲みやすさ。
正直に言うとアードベック10年より好きです(笑)
Barなどで見つけたらぜひ10年と8年で飲み比べをして見て下さい!!
FAR EAST OF PEAT FOURTH BATCH(ファーイーストオブピートフォースバッチ)
続いてはFAR EAST OF PEAT FOURTH BATCHです!
こちらは富山県にある三郎丸蒸留所(若鶴酒造)と兵庫県の江井ヶ嶋蒸留所の原酒交換によって誕生した1本。
FOURTH BATCH(フォースバッチ)とありますが、このシリーズとしては第2弾リリースのウイスキーになります。(ちなみに第1弾は滋賀県の長濱蒸留所と原酒交換)
若鶴×江井ヶ嶋のFAR EAST OF PEATはTHIRD BATCHとFOURTH BATCHが該当し、THIRD BATCHは国内原酒のみをブレンドしたブレンデットモルトジャパニーズウイスキーに対し、FOURTH BATCHは国内原酒の他にスコッチモルトをブレンドしたブレンデットウイスキーとなっています。
このFAR EAST OF PEAT FOURTH BATCHですが、本当に買ってよかった…
個人的にはドストライクな味で今年買ったウイスキーの中でも1番好きな味かも。
名前にピートが入っている通りピーテッドタイプのウイスキーですが、そこまでピートはきつくないです。
完熟のフルーツを蒸したような香り、甘さとフルーティーさをピートで覆ったような印象。
味わいはライトなピートの後に甘さが広がって華やかな余韻。
本当にオススメの1本。限定じゃなく通年販売してほしいレベルで好きです。
ベンリネス15年
続いては花と動物シリーズからベンリネス15年!!
こちらUD社(現在のディアジオ社)がリリースするラベルに花と動物が描かれたシリーズの1本。
このラベルに描かれた花と動物は各蒸留所に関係のあるものが描かれており、ベンリネスは黒ライチョウが描かれています。
バニラやはちみつの甘い香りにフローラルさを感じる心地よい香り。
味わいは、これまたはちみつのような甘さの中にバニラやフルーティーさ、最後に少しスパイシーさ。
お世話になっている酒屋さんでたまたま見つけて衝動買いしたベンリネスですが当たりでした。
自分の直観は信じたほうがいいんだなと思えた1本です(笑)
ザフェイマスグラウス
続いてはザフェイマスグラウスです!
ライチョウのラベルで有名なフェイマスグラウスですが、そのスタンダードな1本。
フェイマスグラウスは種類が多く人気も高いですが、2,000円以内で変えて普段飲みようにするならこれが1番だと思います。
価格から考えればシェリー感は文句ありませんし、ハイボールにしてガブガブ飲んでも問題ないコスパの良さ。
普段飲みシェリー系ウイスキーの中では文句なしに最強だと思います。
少しいいものが飲みたくなったら下記のネイキッドグラウスやネイキッドモルトを試して見て下さい。ハマると思います。
白角
続いて今年限定復活したサントリーの白角です!!
一時休売となっていた白角ですが今年数量限定で復活した1本。
僕は基本的に角嫌いなんですが、この白角は美味しかった…
白州の原酒を使用してるだけあって爽やかで恐ろしく飲みやすい。
ハイボールにすると特に爽やかさが強調されてぐびぐび行ってしまいます。
今年買ったウイスキーの中では1番無くなるのが早かったです。
もう店頭では、ほぼ見かけませんがネットならまだ買えるところもあるみたいなのでストックしておくのもいいかと思います。(徐々にプレ値になってきていますが…)
アラン10年
続いてはアラン10年!
このウイスキーですが以前から美味しいと聞いていたので、口コミだけで購入を決めた1本。
すごく美味しかったです(笑)
素直に原材料である大麦の味わいや香りを楽しめる1本という印象。
何よりも飲み方を選ばないのが優秀すぎる。
ストレート、ロック、ハイボール、水割り(トワイスアップ)どんな飲み方をしても味わいが薄まらず楽しむことが出来ました。
僕のオススメの飲み方はハイボールです。
響 BLENDER’S CHOICE
続いては響 BLENDER’S CHOICE!
ウイスキー好きなら知っているジャパニーズブレンデットウイスキー響。
17年の後継にあたるBLENDER’S CHOICE。巷では響BCなんて呼ばれたりしていますね。
今年はありがたいことにJH(ジャパニーズハーモニー)とBCで飲み比べをすることが出来ました。
飲み比べをしたうえで僕はBCの方が好きですと言わせていただきます。
ハイボールにするならJHかなとは思います。
ただ昨今のウイスキーブームのためか、非常に手に入りづらく見つけたとしてもプレ値だったりする響…
本当に美味しいので、もう少し手に入りやすくなる事を祈っています。
ワイルドターキー レアブリード
続いてワイルドターキー レアブリード!!
スーパーなどでもよく見るバーボンウイスキーのワイルドターキー。レアブリードはワイルドターキーの良いやつだと思ってください。
特徴としては一切加水無しのハイプルーフ。アルコール度数58%もあります。
また加水無しの為、味わいがものすごく濃厚です。
ワイルドターキーは他のバーボンウイスキーに比べ原材料のコーンの比率が抑えられていると言われており、コーンの甘さよりもスパイシーさを感じれるウイスキーとなっています。
ブラントンが飲みたくて買いに行って無かったので代わりにと思って買ったのですが、今じゃロックのバーボンはこれが1番好きになってました。
ロックめちゃくちゃ美味しいです。
グレンスコシア15年
続いてはグレンスコシア15年!
今なお操業する数少ないキャンベルタウンのウイスキー。その中でも比較的に購入しやすい1本。
実はキャンベルタウンのウイスキーの初めてがこのグレンスコシア15年でした。
初めて飲んだ時の感想は、地元のにおいがする。でした(笑)
キャンベルタウンのウイスキーの特徴としてブリニーさというものがあります。潮っぽさを表しているのですが、僕の地元が漁港が近いというのもありすごく懐かしい香りがしました(笑)
味わいも潮っぽさの中に隠れるクリーミーさや甘さがあり、今では大好きなウイスキーのひとつになりました。
ポートシャーロット10年
最後に紹介するのはポートシャーロット10年!
ブルックラディ蒸留所がつくるヘビーリーピーテッドタイプの1本。
アイラモルトの中ではポートシャーロットが1番好きです。
正直初めて飲んだ時には衝撃を受けました。
BBQのようなスモーキーさとピーティーさを感じる香り。
口に含むと50%のアルコール度数を感じさせない滑らかな口当たりに加え、スモーキーさの中にある甘さやフルーティーさを感じ優しい余韻の残る味わい。
飲んだ瞬間思わず「うまっ」と言ってしまったほど。
ピートが大丈夫ならぜひ飲んでもらいたい1本です。
【番外編】シングルモルトあかし 2019 バーボンバレル3年 OB for T&T TOYAMA COLLECTION
番外編として1本紹介させてください。
富山県にある世界初のジャパニーズウイスキーボトラーズ事業を行っているT&T TOYAMAからシングルモルトあかし 2019 バーボンバレル3年 OB for T&T TOYAMA COLLECTIONを紹介。
こちら実はジャパニーズフェスで初お披露目された1本なのですが、僕はジャパニーズフェスいけなかったので完全にジャケ買いしました。
ラベル書かれている絵が綺麗で買ったのですが、ウイスキーの味も綺麗な味わいで美味しかったです。
なによりも香りが凄く自分好みでボトル開栓してグラスに注いだ瞬間からいい香りが…
味わいは熟成年数3年という若い年数のウイスキーなのでアルコールのアタックはありますが、全体的にクリアで軽やかな味わい。
これはぜひとも実物を飲んで感じ取ってほしい香りと味わいだと思いました。
Barなどで見つけた際は飲むことを強くオススメします。
まとめ
ありがたいことに今年は色々なウイスキーと出会うことができ、限定品なども楽しむことが出来ました。
また、TwitterやInstagramでウイスキー好きな方々と交流することができ、本当にウイスキーに対して楽しむことが出来た1年だと思います。
今回記事にした以外にも飲んでみて美味しかったウイスキーはたくさんあるので、来年もブログやSNSを通してウイスキーの魅力を広めていけたらいいなと思います。
その他にもウイスキー以外のお酒や娯楽関係の記事も書いていきたいと思うので、よかったらまた見ていただけると幸いです。
今年もありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。
※本記事においてアードベック8年の商品リンクはありません。公式がコミッティ以外での販売は控えるような旨の文章をだしていたる為です。
※本記事において響BCの商品リンクはありません。ECサイトにおいて定価販売が少なく販売価格に適正を感じない為です。
※本記事においてシングルモルトあかし 2019 バーボンバレル3年 OB for T&T TOYAMA COLLECTIONの商品リンクはありません。限定品の為、現在入手困難の為です。
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